医療法人晃仁会 フクロ歯科医院

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虫歯が副鼻腔炎(ふくびくうえん)を引き起こす?

副鼻腔炎ってなに?

鼻の周辺には副鼻腔(ふくびくう)といういくつかの空洞があり、その中に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。

蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれ、

・膿(うみ)の混じった鼻水が出る

・鼻が詰まる

・頭痛などの痛みが出る

・匂いを感じにくくなる

といった症状があります。

虫歯との関係は?

虫歯(特に奥歯のもの)などによる炎症は、副鼻腔のひとつである上顎洞(じょうがくどう)まで広がることがあります。その結果、上顎洞に膿がたまり、副鼻腔炎の症状が現れます。

歯科治療が必要!

通常の副鼻腔炎は耳鼻科などで治療を行います。しかし、歯周の炎症が原因の場合、完全に治すには歯科治療が必要になります。

歯周病が肺炎を引き起こす?

歯周病の症状といえば、歯茎の腫れや出血ですよね。歯周病菌が歯茎に炎症を引き起こして、歯茎や顎の骨を壊していく病気です。それが重症化すると、日本人の死因第5位(2018年)に位置する肺炎を引き起こすことがあります。厳密には「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」のリスクが高まります。  

 誤嚥性肺炎ってなに?  

 誤嚥とは、唾液や食べ物などを誤って気管に飲み込んでしまう現象で、それによって生じる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。飲み込む力が衰えた高齢の方に起こりやすい病気です。  

 

歯周病との関係は?  

 歯周病を放置すると、お口の中で細菌が繁殖します。それらが唾液などに付着して、気管や肺に入り込むことで、細菌感染が起こります。つまり、誤嚥性肺炎ですね。これは病気や加齢によって免疫力が低下した人には、とても深刻な病態となることから、歯医者さんも十分に注意するよう促しています。  

 

歯周病は決して放置せず、できるだけ早く治療を受けるようにしましょう! 

 

乳歯について

 

【出典】花王:乳歯と永久歯の構造(https://www.kao.co.jp/clearclean/oralcare/haekawari/01/)

乳歯ははむし歯になりやすく進行も早い? 

 子どもの歯である乳歯は、大人の歯である永久歯といろいろな点で異なっています。むし歯になりやすく、その進行も早いのは歯のつくりそのものに違いがあるからです。  

乳歯は未成熟 

乳歯は永久歯と同じように「エナメル質」と「象牙質」によって構成されています。つまり、歯の造り自体は同じなのですが、成熟の度合いが異なるため、むし歯になりやすくなっているのです。細かくいうと、ひとつひとつの粒子が小さいので、酸による影響を受けやすく、「歯が溶ける」という現象も起こりやすくなっています。  

半分の厚みしかない 

乳歯のエナメル質や象牙質は、永久歯の半分の厚みしかありません。ですから、一度むし歯にかかってしまうと、あっという間に進行して、歯の神経まで侵されてしまうのです。  

奥歯の溝が複雑 

奥歯には、前歯と違って特徴的な溝がありますよね。この溝は、食べ物をかみ砕く際に有用なのですが、乳歯は永久歯より複雑であることから、食べかすなどがたまりやすくなっています。これもまた乳歯がむし歯になりやすい理由のひとつです。 

 

これらを踏まえて、乳歯のむし歯予防は永久歯よりも徹底する必要があるといえます! 

「歯は再生しない」はウソ?

歯は一度削ると、元には戻らないものとして有名ですよね。実際、歯の一番外側を覆っているエナメル質は、再生することのない組織です。しかし、エナメル質の内側にある象牙質は、状況に応じて再生されるのです。 

 

 

 年を取ると増える象牙質 

実は、象牙質はむしろ年を取るごとに増えていきます。専門的には「第二象牙質」と呼ばれ、生理的に作られていくものであり、決して異常なわけではありません。 

 歯を修復するために増える象牙質 

外からの刺激から歯を守るために作られる象牙質もあります。これを「第三象牙質」や「修復象牙質」と呼びます。例えば、噛む力が強くて大きな負担が歯にかかっているような場合は、修復象牙質が生成され、歯髄炎などの防止に役立ちます。 

 初期のむし歯ならエナメル質も再生する? 

発生して間もないむし歯は、歯の内部が少し溶けている状態です。表面にはまだ穴が開いていないので、歯を削る必要はありません。そこにフッ素を塗布すると、内部の溶けたエナメル質が修復(再石灰化)されます。これもまた一種の再生と考えることもできるかもしれませんね。 

  

このように、歯質は再生することもありますので、異常を感じたらすぐに歯医者さんに診てもらいましょう! 

子供のおやつの選び方

虫歯になりにくいおやつってあるの? 

虫歯になりにくいおやつは結論から言うとあります。特に、自分の子どもに食べさせるときには、出来る限り歯を守りながらおやつをあげたいですよね。 

虫歯になりにくいおやつの条件としては、口の中ですぐ溶けること、歯にくっつきにくいこと、砂糖不使用であることなどが挙げられます。 

  

虫歯になりにくいおやつとは 

 おせんべい、ナッツ類 

食べ応えがあるため、噛む力が付くのが理由のひとつです。食べ物をよく噛むと、唾液が出やすくなります。唾液には虫歯菌を殺菌して流してくれる効果がありおやつを食べながら虫歯予防してくれるのです。赤ちゃんは、3時間に1度ミルクを飲んで歯磨きをしなくても、よだれが多いため虫歯のリスクが低いです 

  

プリン、ゼリー 

これらは意外だと思われる方も多いかと思います。しかし、砂糖が沢山あるイメージで、おやつとしてあげるのに戸惑っているママに朗報です。砂糖が使われていたとしても、歯にくっついたり、口の中に残留したりしなければ虫歯にはなりにくいのです。プリンゼリーはツルっとしており、溶けやすいのがおやつとして良い理由です。 

 

 チーズ、無糖ヨーグルト 

第一に、砂糖が使用されていないのが虫歯になりにくい理由です。また、生えたばかりの歯は未熟なためカルシウムやリンなどを吸収して強く硬くなります。チーズやヨーグルトにはカルシウムが豊富に含まれていて、歯を強くしてくれるのです。 

 

 

虫歯の自覚症状について

虫歯になるとどんな症状があるの? 

虫歯は慢性的に痛みがあることが多いのが特徴です。一日中痛みが続く、歯を叩くと頭の方まで響く感じがある、甘いものや熱いものが歯にしみるなどが挙げられます。  

歯がしみたら絶対虫歯なの? 

歯がしみた場合に、一番に虫歯を疑う方が多いかと思います。しかし、しみる理由は他に知覚過敏や歯周病の場合もあります。虫歯との違いは、しみ方です。しみる時間が一時的、一瞬だけでキーンとするような一過性の痛みのときは知覚過敏や歯周病を疑いましょう。知覚過敏は健康的な歯にも起こります。季節の変わり目や温度差によってもしみることがあるのでどれくらいしみる時間が続いたか注意して生活しましょう。逆に、上記でも説明したように慢性的にしみるのであれば虫歯の可能性が高いです。 

虫歯の進行度合いと痛みの種類 

C1:エナメル質の虫歯 

冷たいものがしみること特徴です。 

C2:象牙質(ぞうげしつ)の虫歯 

冷たいものや甘いものがしみて、時々痛みを感じます。 

C3:歯髄(しずい)まで達した虫歯 

熱いものがしみることが特徴です。 

C4:歯根まで達した虫歯 

神経まで虫歯になっているため、痛みなどを察知する神経が反応せず逆に痛みを感じない場合が多いです。 

 

大豆を食べて歯を強くしよう!

今回は歯と大豆の関係に注目してみたいと思います。 

 

大豆は歯の健康に必要な栄養素が豊富 

大豆には栄養素が豊富に含まれています。そして、特にカルシウム、タンパク質、マグネシウムの3つの栄養素が歯の健康に必要とされていますそれはなぜでしょうか。 

 

カルシウムとタンパク質 

骨や歯は、タンパク質のひとつであるコラーゲンが土台となり、その隙間をカルシウムが埋めるように形成されます。つまりこれらは歯の主成分であり、とても重要です。 

 

マグネシウム 

カルシウムは、マグネシウムとのバランスが大切だと言われています。そのため、マグネシウムもしっかり摂取しなければなりません。 

 

歯の話に限らず、大豆は栄養の豊富な食物です。節分の日には、年齢分しっかり食べておくと良いかもしれません。