医療法人晃仁会 フクロ歯科医院

診療時間9:00-19:00

木曜のみ9:00-15:00(不定休) 日曜・祝日休診

0120-998-418

027-231-5320

キシリトールとは

キシリトールという言葉を聞いたことがあると思います。ガムや歯磨き粉のなかに入っている成分で天然の代用甘味料です。代用甘味料とは、砂糖(スクロース)の代わりに食べ物などに使われる甘味物質のことです。甘いものを食べたいけれど糖質が心配の方や、虫歯予防におすすめです。他にも、ソルビトールやエリスリトールなどがあります。

そもそも虫歯の原因とは

お口のなかにいる虫歯菌は、歯の表面の汚れ(プラーク)などに潜んでおり、食べたり飲んだりした中にある糖分を分解して酸を生成します。その酸によって、歯が溶かされてしまい虫歯になってしまいます。歯はプラークの酸性度が強くなり、pHが5.5以下になると溶けだすことが分かっています。

この、酸を生成することがない代用甘味料が、キシリトールです。また、キシリトール入りガムを噛むことで、唾液の分泌が促進されpHも安定します。さらに、唾液内の成分が歯の再石灰化(歯を強くする)ことも期待できます。

 

キシリトール入りの製品を選ぶポイント

「歯に信頼」マークのある製品を選ぶことです。歯が傘をさしてむし歯にならないように酸から歯を守っているマークです。厳しい製品テストを通過し、より安心できるように、pH5.7以下にならない製品だけに「歯に信頼」マークが使われています。

また、ガムはキシリトール100%のものを選ぶことをおすすめします。歯科医院で販売されているものはほとんどがキシリトール100%です。

 

キシリトールの副作用

気を付けておきたいのは、食べ過ぎです。キシリトールを取りすぎると下痢になることがあります。人によっては一粒でもなる場合があるので注意しましょう。

オタマジャクシの歯はニセモノ!?

多くの動物には、私たちと同じように「歯」が生えています。どんな生きものも何かを食べていかなければ生きていけないので、なんら不思議なことではありませんよね。ただ、この「歯」にはホンモノとニセモノがあるのをご存知でしょうか?

ヒトの歯は「真歯(しんし)」

ヒトの歯は、真歯と呼ばれるホンモノの歯です。その証拠に「象牙質」という組織が存在しています。ホンモノの歯である条件は、「エナメル質」ではなく「象牙質」があるかどうかなのです。

オタマジャクシの歯は「角質歯(かくしつし)」

オタマジャクシは、成長してカエルになるために、石に生えている苔や藻を食べます。その際、やはり歯が必要となるのですが、私たちのものとは少し異なります。なぜなら、彼らの歯には象牙質がないからです。専門的には「角質歯」と呼ばれるもので、元をたどれば爪や髪の毛と同じなのです。そんな上皮が角化しただけの歯は、ニセモノと言わざるを得ませんね。ちなみに、ヤツメウナギにも同じような角質歯が生えています。こんな風に、いろいろな動物の歯に注目してみるのも面白いですよ!

虫歯が副鼻腔炎(ふくびくうえん)を引き起こす?

副鼻腔炎ってなに?

鼻の周辺には副鼻腔(ふくびくう)といういくつかの空洞があり、その中に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。

蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれ、

・膿(うみ)の混じった鼻水が出る

・鼻が詰まる

・頭痛などの痛みが出る

・匂いを感じにくくなる

といった症状があります。

虫歯との関係は?

虫歯(特に奥歯のもの)などによる炎症は、副鼻腔のひとつである上顎洞(じょうがくどう)まで広がることがあります。その結果、上顎洞に膿がたまり、副鼻腔炎の症状が現れます。

歯科治療が必要!

通常の副鼻腔炎は耳鼻科などで治療を行います。しかし、歯周の炎症が原因の場合、完全に治すには歯科治療が必要になります。

炭酸飲料と⻭

暑くなると飲みたくなる炭酸飲料

春が終わり、夏日と言われる日が増えてくる今日この頃。そんな時、飲みたくなるのが炭酸飲料ですよね。でも皆さん、小さい時に親から言われたことありませんか?「炭酸飲料を飲みすぎると⻭が溶ける!!」と。

お口事情と炭酸飲料

⻭は口の中の酸性が強いと溶けだしてしまいます。その基準はpH5.5以下とされています。現在、売られている炭酸飲料はほとんどがpH5.5以下。⻭が溶けてしまう基準を満たしていることになります。しかし、お口は大変優秀で酸性に傾いても、唾液の作用によって中性に戻すことができるのです。

何事もほどほどに!

以上のことから、親の言っていたことは迷信で、飲んでも影響はない!と思いたいところですが、そうとも言えません。やはり、飲みすぎというものは、⻭に悪影響を及ぼします。
先ほど、唾液が口の中を中性に戻すと言いましたが、飲む頻度が多いと中性に戻す効果が間に合わず、酸性に傾き、⻭が溶けてしまう可能性が高まります。
やはり、親の言っていたとおり「炭酸飲料を飲みすぎると⻭が溶ける」のです。⻭のことを思うと、たまに飲むくらいが良いのですね。

⻭間部清掃について

⻭間部清掃とは

⻭間部清掃とは、文字通り⻭と⻭の間を清掃することです。
⻭間部清掃に使う道具としては、主に「⻭間ブラシ」と「デンタルフロス」が挙げられます。テレビCM等でもよく宣伝されているため、使ったことはないけれど耳にしたことはあるという人が多いかもしれません。平成28年の調査では、⻭間ブラシやデンタルフロスを頻繁に使用している人の割合は、おおよそ30%でした。国の方針では、40〜50歳における使用率の目標を50%としているので、やや少ないのが現状です。

⻭間部清掃の効果

⻭間部清掃には、どれほどの効果があるのでしょうか。
⻭ブラシで磨いただけの場合、⻭と⻭の間のプラークは約60%しか除けないというデータがあります。⻭ブラシで念入りに⻭をみがいたとしても、⻭と⻭の間には多くの汚れが残り、虫⻭や⻭周病の原因になるということです。それでは、⻭間部清掃を行った場合はどうでしょうか。
図の通り、デンタルフロスを使うと80%程度、⻭間ブラシを使うと85〜95%のプラークを除去することができます。

⻭間ブラシ

⻭の根元などの、広い隙間を清掃するのに使うものです。

ポイント
・⻭肉を傷つけないよう、まっすぐ挿入し、ゆっくりと動かしましょう。
・ドラッグストアには様々な商品が置いてあります。自分の⻭にあった、適切な太さのものを選びましょう。
・奥⻭の間は通しにくいため、ブラシの先端を折り曲げるなどの工夫をしましょう。あらかじめ角度のついたものも販売されているので、ぜひ、⻭間ブラシ売り場を良く見てみてください。

デンタルフロス

糸ようじとも呼ばれ、⻭と⻭がくっついている場所等、狭い隙間を清掃するのに使うものです。

ポイント
・⻭肉を傷つけないよう、無理やり差し込まず、ゆっくりと動かしましょう。
・詰め物や被せ物に引っかかってとれてしまわないように注意しましょう。
・ただ隙間に通すだけではなく、隣り合った⻭それぞれの側面を磨くようにしましょう。

いつもの⻭みがきにひと手間加えるだけで、⻭の健康を保てます。ぜひ、「⻭間部清掃」もしっかり行ってみてください!