医療法人晃仁会 フクロ歯科医院

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歯周病が肺炎を引き起こす?

歯周病の症状といえば、歯茎の腫れや出血ですよね。歯周病菌が歯茎に炎症を引き起こして、歯茎や顎の骨を壊していく病気です。それが重症化すると、日本人の死因第5位(2018年)に位置する肺炎を引き起こすことがあります。厳密には「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」のリスクが高まります。  

 誤嚥性肺炎ってなに?  

 誤嚥とは、唾液や食べ物などを誤って気管に飲み込んでしまう現象で、それによって生じる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。飲み込む力が衰えた高齢の方に起こりやすい病気です。  

 

歯周病との関係は?  

 歯周病を放置すると、お口の中で細菌が繁殖します。それらが唾液などに付着して、気管や肺に入り込むことで、細菌感染が起こります。つまり、誤嚥性肺炎ですね。これは病気や加齢によって免疫力が低下した人には、とても深刻な病態となることから、歯医者さんも十分に注意するよう促しています。  

 

歯周病は決して放置せず、できるだけ早く治療を受けるようにしましょう!